カラスペとは【カラコンのスペック情報サイト】

カラスぺとは

カラスぺの目的

カラスペは、名前の由来である「カラコンのスペック」をまとめたサイトになります。

自分に合ったカラコンを見つけて、より健康的にカラコンを楽しんでもらいたいとの思いから作られました。

含水率や酸素透過係数といったカラコンの仕様を、タグ検索などでまとめています。

タグから探すページなどから、自分に合ったカラコン選びの参考にしてみてください。

カラスペの使い方

カラスペでは、「添付文書」と呼ばれるカラコンの説明書に書かれている情報をまとめています。

添付文書に書かれている酸素透過係数などの詳細な情報は、カラコンを購入する前には確認出来ないことがあります。

カラスペではそのような情報もまとめているので、自分に合ったカラコン選びの参考として使ってみてください。

また、検索フォームからカラコンの記事を検索することも出来ます。

添付文書ってなに?

添付文書は、日本の厚生労働省によって製造・輸入が認められたカラコン全てに存在しており、カラコンのパッケージの中などに入っています。

カラコンの説明書のようなもので、カラコンの詳細情報から使う時の注意点まで必要なことが書かれています。

韓国からの個人輸入カラコンなどの日本の添付文書が入っていないカラコンについては、当サイトでは取り扱っておりません。

酸素透過係数・酸素透過率とは

レンズを長時間装用すると、眼が酸素不足に陥り、角膜障害や充血などを引き起こすと言われています。

眼障害の内容は、不適切なレンズケアなどに起因する角膜上皮障害(角膜浸潤、角膜潰瘍、表層角膜炎等)や、長時間装用などによる酸素不足に起因する角膜内皮障害や角膜血管新生と診断された情報が多くみられました。

コンタクトレンズによる目のトラブルにご注意ください – 独立行政法人国民生活センター

また、酸素透過率の低いレンズを装用し続けると、この眼にとって大事な酸素の行き渡る量が減ってしまう為、より障害が起きやすくなります。

眼が酸素を求めて血管を生み出し、充血の原因にもなります。

特に非イオン性・低含水 (38%など) のカラコンに多いグループⅠの素材を用いたレンズは酸素透過率が低く、短期間の装用でも眼の健康上、あまり良くないと言えます。

低含水性HEMA素材のグループIのカラーコンタクトレンズは、短期の装用でも眼障害を起こしやすい傾向がみられました。

カラーコンタクトレンズの安全性 – 独立行政法人国民生活センター

眼の健康を考えると、酸素透過率が従来のものよりも高いシリコンハイドロゲル素材を使ったレンズが、現状では一番オススメです。

シリコンハイドロゲルのカラコン一覧

この酸素透過率とは、酸素透過係数をレンズの厚みで割った数値です。

酸素透過率の計算式

酸素透過率[Dk/L] = 酸素透過係数[Dk] / レンズの厚み[L]

酸素透過係数が高いほど、またレンズの厚みが薄いほど酸素透過率は上がります。

例えば、酸素透過係数が20[Dk]のカラコンのレンズの厚みが0.1mmであれば酸素透過率は20[Dk/L]、酸素透過係数が20[Dk]のカラコンのレンズの厚みが0.08mmであれば酸素透過率は25[Dk/L]となります。

カラコンの添付文書には通常、酸素透過係数のみ記載されており、レンズの厚み・酸素透過率は書かれていません。

そのためカラスぺでは基本的に酸素透過係数をまとめていますが、酸素透過率が公開されているものに関しては一緒にまとめています。

レンズの厚みが公開されている場合には、レンズの厚みと酸素透過係数から酸素透過率を計算して、簡易的にまとめています。

カラコンの正しい扱い方

ワンデーのカラコンを2日以上に渡って使い続けたり、誤った使い方をすると眼病のリスクが増加すると言われています。

カラコンは装用期間をきちんと守ることが、目の健康を守るためにも大事です。

また、2ウィークやワンマンスタイプなど繰り返し装用するタイプは、洗浄液による装用後の洗浄と清潔に保管することが重要です。

他にも、汚い手でレンズを扱わないなどといった気を付けるべきことがいくつかあるので、カラコンの扱い方については以下のサイトを参考にしてみて下さい。

基本的には、眼科を受診してからカラコンを購入することをオススメします。